経鼻インフルエンザワクチンのお知らせ
今年度より、インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」のワクチンを導入します。
対象年齢:2歳以上19歳未満の方
費用:¥8000
0.2mlを1回(各鼻腔内に0.1mlを1噴霧)鼻腔内に噴霧するワクチンです。
特徴
- 発病を抑えることができる
- 流行の株以外も予防
- 効果が長持ち
- 予防効果が高い
数に限りがあります。
なくなり次第終了とさせて頂きます。
ご希望の方は、早い目に受付までお声掛けください。
痛くない点鼻薬
2歳以上19歳未満の小児のインフルエンザ予防に。
インフルエンザワクチンを
鼻腔内に噴霧するという選択肢。
経鼻投与型の弱毒生ワクチン、フルミスト点鼻液。
※フルミスト点鼻液の製造株は、企業が世界保健機関(WHO)推奨株または類似株の中から選定しています。
(厚生労働省が国内で選定するインフルエンザHAワクチン製造株と異なる可能性があります)
フルミスト点鼻液の特徴
- 1日本初となる、鼻腔内に噴霧するタイプの弱毒生インフルエンザワクチンです。
-
2本ワクチンに含まれているウイルス株は、「低温訓化」★1、「温度感受性」★2、「弱毒化」★3の3つの特徴1)~4)を有するリアソータント★4ウイルス株です。
- ★1: 低温で効率良く増殖する。
- ★2: B型株は37℃で増殖しにくくなる。
- ★3: ヒトのインフルエンザ発症モデルであるフェレットでインフルエンザ様症状を引き起こさない。
- ★4: ウイルス同士の遺伝子の一部が入れ替わるリアソーティング(遺伝子再集合)によって生まれたウイルスを「リアソータント」という。
- 1)Chen G, et al.:24th AnnualMeeting of the American Society for Virology. Pennsylvania,2005:W21-5
- 2)Jin H, et al.:Virology. 2003:306(1):18-24
- 3)Hoffmann E, et al.:J Virol. 2005:79(17):11014-11021
- 4)Jin H. et al.:J Virl. 2004:78(2):995-998
-
3経鼻投与後は、ワクチンウイルスに対する抗体応答が誘導されるとともに、ワクチンウイルスの増殖阻害作用、上気道・下水道の感染防御作用が観察されました。(フェレット)5)
5)フルミスト点鼻液 承認時評価資料(フェレットを用いた4価LAIVの免疫原性および有効性の評価)
- 4鼻腔内に噴霧するため、針穿刺の必要がなく、被接種者の心理的・身体的負担の軽減が期待できます。
- 52歳以上19歳未満の日本人健康小児を対象とした国内第Ⅲ相試験では、主要評価項目の「抗原性を問わないすべての分離株によるインフルエンザ発症割合」が、プラセボ接種後の35.9%に対し、フルミスト点鼻液(4価)接種後では25.5%と、プラセボに対する相対リスク減少率が28.8%であり、プラセボに対する相対リスク減少率が28.8%であり、プラセボに対する優越性が検証されました(検証的解析結果)。
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6フルミスト点鼻液の安全性
重大な副反応としてショック、アナフィラキシ
主な副反応として鼻閉・鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、頭痛等が報告されています。